しぎょけんぶろぐ。

早稲田大学4年のしぎょけんによる徒然なるブログ。少しでも誰かの役に立てたら。

【キャリア】自己分析は意味がない?

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いや意味あるわーーい!!!!

 

はい、僕は日々大学生のキャリア支援を行うコミュニティスペースで働いていて、仕事探しに不安を抱いている後輩に色んなアドバイスをしております。

今回は仕事探しをやろうと思うと至る所で耳にする「自己分析」について解説していきたいと思います!

誰かの役に立てばいいな!

 

自己分析って何?響きがキモいんですが。

ー自分の価値観や生き方を言語化する作業

まぁキモイとか言わずに、まずは「自己分析」の定義を確認しよう!

就職活動における自己分析とは、自分自身の過去の体験を振り返ることで行う自己分析であり、就職活動の出発点とされる。自己分析を行うことで、自身はどんな仕事がしたいか、どんな仕事が向いているか、どんな会社に行きたいかなどといった事柄を認識、理解する。(Wikipediaより引用)

要はタイトルの下にも書いた通り、自己分析とは「自分の価値観や生き方を過去の体験を通じて言語化・認識する作業」です。

人それぞれ性格は千差万別です。

ゆったりマイペースに過ごすのが好きな人やきびきび物事に取り組みたい人、新しいことに挑戦することが好きな人など、人のタイプは無限に存在します。

例えばゆったりマイペースな人が向上心の強い企業に入社してしまったら、学生にとっても企業にとってもLose-Loseの関係ができてしまいます。誰も得をしないですよね?

逆に自分の価値観や性格にマッチした仕事のできる企業に入社すれば、お互いWin-Winになれますよね?

学生も企業もハッピーになれる方法が自己分析なんですよ!

 

自己分析の目的って何?

先にも触れた内容を含みますが、自己分析の目的は主に2つ。

  • 自分の仕事選びの軸を明確にするため
  • 他者に自分を深く理解してもらうため

 ひとつずつ見ていきます!

 

自分の仕事選びの軸を明確にするため

先にも触れた通り、自己分析の第一の目的は自分を深く理解することで仕事選びの軸を明確にすること。

自分の人生を振り返ってみると、どんな人でも多くの選択をしてきていることが分かると思います。

受験・アルバイト・部活・習い事・インターン・留学・専攻分野などなど、

なぜいくつもの選択肢があるのにその選択をしたのかについて改めて考えてみると、自分の価値観が見えてきます。

僕の場合だと過去の体験を振り返り、自分が大きな幸せを感じた瞬間をリストアップしたとき、

多くの人を巻き込んで一つの大きな事柄を成し遂げた時」というのが共通した概念で浮かび上がってきました。

なので自分が他者を巻き込んで大きな仕事を行えたら、ビジネスでも大きな幸せを感じれるかなと考えられるわけです。

これは僕の一例に過ぎませんが、皆さんも自分の過去を振り返って、自分の価値観・生き方を明確にしてみてください!

 

他者に自分を深く理解してもらうため

 もし自分が企業に就職するという選択をした場合、面談などを通じて、企業とのマッチングを図らなければなりません。

そんなとき、企業側の人事は全くの初対面の学生について数十分あるいは数時間で把握しなくてはなりません。

企業は営利団体でタイムイズマネーなので、この点は本当にしょうがありません。

就職を希望する企業の人事に自分を分かりやすく売り込むために、自己分析は非常に重要な手段です。

 

自己分析はどうやってやればいいんじゃい!!

ここまでで自己分析の目的は大体わかったかな?と思います。

ここからは具体的にどんなステップで自己分析をするかを書いていきます。

  1. モチベーショングラフを書く
  2. 感情の起伏が起きた時、なぜ起きたかを突き止める
  3. 身近な人に自分について聞いてみる
  4. 自分がどういう人間かをまとめる

 

モチベーショングラフを書く

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リクナビHPより引用)

モチベーショングラフとは上の画像のような自分の過去の行動と心の起伏をグラフ化したものです。

これをまずはどんな紙でもいいので書いてみましょう!

 

感情の起伏が起きた時、なぜ起きたかを突き止める

モチベーショングラフを書いたら、次に感情の起伏が起きた時、何が原因だったのかを突き止めましょう!

例えば僕の場合だと、中学の軟式テニス部の部長をやっていた時に団体戦で好成績を残せたときに大きな幸せを感じました。

この時なぜ心の充実を感じれたのかを過去の他の経験を基に考えると、

どうやら「テニスで好成績を残せた事」に充実を感じたのではなく、

皆で団結して物事を成し遂げたこと」に充実を感じていたことが分かりました。

こういう風に、過去に大きく感情が動いた時に、その真の要因が何であったのかを一つずつ突き止めてみてください。

そうすると自分という人間を形成するうえで核となる価値観が浮かび上がってくるはずです。

 

 

身近な人に自分について聞いてみる

自分の過去の経験を全て洗って、自分がどういうときに心の充実を感じるのか、逆にどういうときに辛さを感じるのかなどを深く理解したら、

身近な人に自分がどんな人間なのかを聞いてみてください。

ちょっと恥ずかしいかもですが、信頼のおける人にぜひ聞いてみてください!

客観的な理解を取り入れることで自己理解をもっと深められるはずです!他者の考えは本当に大事!

 

自分がどういう人間かをまとめる

ここまで主観的な自己分析、客観的な自己分析を行ったら、その二つの間で乖離が生じていないかを確認。

そして乖離があれば、そこをしっかりと明確にする。これだけやれば自己分析できたと言えると思います!

 

 

終わりに

ここまで書いてきて盛大なツッコミを受けそうですが、自己分析の手法は人それぞれだと思いますし、これは僕が仕事探しをしていた際に用いていた方法なので、万人に効果的かは分かりません。

万能薬は無いんですよね。

だからこそ納得いく方法で自分と真摯に向き合ってみてください。

自己分析を通じて、僕が新卒で選択したキャリアについては下記の記事で書いてあるので興味があったら見てみてくださいね。

kenjishigyo.hatenablog.com

 

皆さんの選択が皆さんにとって最善のものになりますように。