【留学】短期留学には意味がある・意味がない論争。
巷では、1か月とかの短期留学でも意味はあるよ!とか、そんなんに価値はないから他の自分にスキルがつく経験をするべき!など様々な意見が飛び交っているように感じます。
たしかに2週間~3か月程度まで幅はあれ、短期留学に対してはかなり賛否両論が分かれると思います。
僕は大学1年の7~8月までの1か月間フィリピンに短期語学留学していたので、実際の経験者として意見を皆さんに共有していきたいと思います!
短期留学って意味があるの?
-その人の目的によるよね
はい、いきなり出ました。無責任発言(笑)
けど本当にそれに尽きると思います。留学の目的は人それぞれであって、どこに意味を見出すのは人それぞれ違います。
例えば界隈では超有名スターサッカー選手が出場する試合の観戦チケットを僕に誰かが売ろうとしても、
僕はテニス中毒な人間なのでそこには価値を感じません。といった具合に一口に留学といってもかなり多様な目的があるはずです。
完全に独断と偏見ではありますが、短期留学の目的は以下のような感じになるかなぁと思います。
- 語学スキルを現地で磨きたい
- 旅行ではないかたちで海外を感じてみたい
- 自分の人生を変えるような経験をしたい
- 自分の殻をやぶりたい
- 海外で自分の専門領域を研究したい
- 海外で働く経験を積みたい
だいぶ雑多にまとめてしまいましたが、こんな感じですかね?
要は自分の目的が何なのかをはっきりさせたうえで、その目的を達成するための手段として「短期留学」が最適な手段なのであればやってみればいいんじゃね?と思うわけです。
僕の短期留学に対する意見については、この記事の最後に詳しくまとめますね!
僕の短期留学経験について
なんで短期留学しようと思ったん?
僕が短期留学を行った理由としては「語学スキルを磨きたい」・「自分の殻を破りたい」の二つが挙げられます。
まず前者については、大学に入るまでに学んできたことで一番楽しかったのが単純に英語という科目であり、英語力をビジネスでも使えるレベルに磨き上げたい、自分の強みを一つでも増やしたいという想いがありました。
また後者については、ビジネスの世界でしっかり名を挙げていくためには一般的な多くの人が躊躇するような様な挑戦に取り組むべきだと考え、それを行動で示していきたいという想いがありました。
僕の母校である早稲田大学高等学院の同期の岩本君に誘われたというのがきっかけでしたが、上記のような2つの想いがあったので実際に短期留学をやってみようと考え、応募しました。
※余談ですが、その岩本君は日本文化を次世代に繋ぐことを目標に起業し、日本茶・茶道を通じたサービス提供を行っています。気になる方は下記リンクから見てみてね
留学先はどこやねん!
ーダバオって知ってる?
さてさて僕の留学先についてですが、フィリピン南部ミンダナオ島ダバオという地域になります。
フィリピンといえば、リゾート地として有名なセブ島や、首都のマニラを思い浮かべる方が多いと思います。
そうです、ダバオの知名度は低めです。(笑)
まぁけど自分の短期留学先はフィリピンの観光ができる場所というわけではなく、語学学校の高い質で決めた部分が大きかったので問題ありませんでした。
加えて言えば、フィリピンの中でもダバオはかなり治安が良く、住みやすい町であるので、留学を検討している方にはお勧めかもしれません。
留学を検討する際は、外務省の治安情報をしっかり確認したうえで選択してくださいね!
留学先の語学学校はどんな感じやった?
ースパルタでした(笑)
僕が実際に留学した語学学校はSeattle Language Center(以下シアトル)というフィリピン語学学校の中で唯一ETSがTOEFL公式試験会場と認めている由緒正しき?語学学校でした。
授業はスパルタ系で、うろ覚えですが、朝7時くらいから17時まではネイティブの英語講師との授業を行った後、22時くらいまでは自習をしていた気がします。
せっかく留学をするんだから、ちゃんと語学力磨いてこなきゃと思ってできる限り授業を詰め込んで自習をめちゃめちゃやっていたイメージです。
短期留学の最後の1週間は現地の探索に時間を割くようにして、フィリピンのクラブに行ったり、ショッピングモールを探索したり、またトゥクトゥクに乗って現地の祭りを見学しにいったりと現地に馴染んで生活してみました。
勉強に勤しむことを優先した結果、最後の一週間だけしか現地を満喫できなかったのはちょっと悔しかったですが、まぁトレードオフと割り切って前向きに考えています。
行った意味はあった?
ー語学はまぁまぁ、自分に自信がついた。
結論から言うと、俺にとって短期留学を行った意味はかなりあったかなと思います。
語学に関してはただのちょっと海外かぶれの大学1年生がネイティブ並みに英語を使いこなせるようにはなりませんが、
一般的な大学生よりは英語をストレスなく使えるようになったかなと思います。
また自分にとって大きかったのは、短期留学を通じてそこまで人間に不可能はないのかも(中二病じゃないってば!)と思えるようになったことです。
渡航前は海外に1年生から留学してみるというのはあまり聞かない話でしたし、自分自身一人暮らしもしたことがないようなピヨちゃんだったので、フィリピン×スパルタ英語×一人暮らしというのはかなりハードルが高いものでした。
それでも勇気をもってやってみようと思って完遂した後には、ほとんどの物事に対する恐怖感・ハードルの度合いが低下したかなと思います。
短期留学での物怖じしない姿勢の体得によって、とりあえずやってみてから考える的な思考法を自分のOSに組み込むこともできたので、
この経験を1年生の時にできたのは、大きな収穫に結びついたなぁと感じています。
まぁまだまだピヨちゃんではあるので精進しますが。(笑)
短期留学に対する僕の意見
ここまで書いてきた僕の意見をまとめると、短期留学が自分の目的達成の最適な手段と考えるならば、やってみてもいいんじゃない?ということです。
しかし短期留学=価値があるというのはちょっと過激かなと感じます。結局のところそれって結果論になるわけですよね。自分が100%価値を享受できる保障なんてどこにもないので、
目的を整理し、最適な手段だなと客観的な視点で考えたうえで、主観的に「誰が何と言おうが自分は留学に行きたいんだ!」という想いがあればぜひ行ってみてください。
思いもよらない素敵な出会いが待っているかも。(人とは限らない)
一応注意すべきだなということに関して1つ書いておくと、「英語の会話力を上げたい」という漠然とした目的だけであれば、オンライン英会話で本当に事足ります。
月額6000円~7000円払えば、毎日25分間、1対1でネイティブ英語講師とレッスンができるので、コスパがめちゃめちゃいいと思うし、実際にスキルもつくはずです。
オンライン英会話についても自分の利用した感想も記事に書いてるので、読んでみてください。
僕からは以上です。素敵な一日を。