しぎょけんぶろぐ。

早稲田大学4年のしぎょけんによる徒然なるブログ。少しでも誰かの役に立てたら。

【書評】「ドリルを売るには穴を売れ」を読んで学んだこと!

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ドリルを売るには穴を売れー佐藤義典著

ドリルを売るには穴を売れ」の要点

 

  1. マーケティングは身の回りで起こっている
  2. マーケティングとは価値>対価の不等号を大きくする全ての活動
  3. ベネフィットには「機能的ベネフィット」と「情緒的ベネフィット」の2つがある
  4. 差別化の軸には「手軽軸」・「商品軸」・「密着軸」の3つがある
  5. 独自の価値には一貫性が重要である
 「ドリルを売るには穴を売れ」の書評

本書を読んで心に残った記述は上記の通りです。マーケティングの基礎について物語形式で解説がなされていたため非常に読みやすく、マーケティングの必須知識がふんだんに盛り込まれておりました。

 上記2~5番の内容については、今の自分にとって実態がまだ不確かであるマーケティングの概念を言語化するにあたって重要であると感じたため、何度も読み返し記憶しておきたいと思います。

 2~5番について非常に学びが大きかったのは確かですが、一番心に残ったものはやはり1番の「マーケティングは身の回りで起こっている」でした。どうすれば顧客の体験価値が高まるかについての解を知っているのはやはり顧客自身であるため、顧客のジョブは何かを常に敏感に意識する姿勢が一番大事であることを感じました。また書籍で紹介されていた「他社サービスではなく自社サービスを選んだのは何故ですか?」という顧客アンケートの設問は顧客が何に対して価値を感じているのかを精緻に把握できる実用性のある質問なので実際に活用していきたいと思います。