しぎょけんぶろぐ。

早稲田大学4年のしぎょけんによる徒然なるブログ。少しでも誰かの役に立てたら。

【早稲田OB!】SHOWROOM株式会社代表取締役の前田裕二さんの講演の感想!

f:id:sinsirotour:20181109193811j:image

 

はじめに

現役早稲田生のしぎょけんですが、早稲田大学の起業家養成講座という授業に出席しています。

授業においては早稲田OBの各界の著名人による講演を毎週聞くことができるので、

講演の内容をまとめつつ、実際に講演を聞いた感想を書いていきたいと思います!

今回はSHOWROOM株式会社代表取締役前田裕二さんの講演についてまとめていきたいと思います!

 

そもそもSHOWROOMってどんな会社?

ãshowroom ã­ã´ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 

SHOWROOMショールーム)は、SHOWROOM株式会社が運営する、iOSAndroid端末、PCからライブ配信および視聴を行えるストリーミングサービスである。(Wikipediaより引用)

 

SHOWROOMは「仮想ライブ空間」をキャッチコピーとしており、

アイドルやタレントがライブ配信で視聴者とコミュニケーションを楽しむWebサイトとしてサービスが開始されました。

特徴的なのが、視聴者がアバターとなって配信を賑やかにさせることができるという点です。

具体的には配信者に対してコメントを行ったり、配信者にギフトを送るいわゆる「投げ銭」ができるといった機能があります。

いまでは17LIVEやツイキャス、ニコ生など様々なライブ配信サービスが存在していますが、その中でもSHOWROOMは根強い人気を持っています。

SHOWROOM株式会社代表取締役の前田裕二さんとは?

f:id:sinsirotour:20181124100700p:plain

前田さんの大学時代から現在に至るまでの経緯は以下の通りです。

  • 大学時代は模擬国連とWESSに所属
  • 当時の学部一のガチゼミに所属
  • UBS証券に入社
  • UBS証券でニューヨーク勤務を経験
  • 株式会社DeNAに入社後、SHOWROOM立ち上げ
  • 分社後、SHOWROOM株式会社を設立

 講演で触れていた部分をピックアップしていきますね!

大学時代は意識が高まりすぎていた

前田さんは大学時代から海外で働きたいという願望が強く模擬国連やWESSなどといった英語を使うサークルに所属し活動されていたそうです。

またその流れで当時政経学部でいちばんのガチゼミに所属しており、英語で論文執筆を行っていたそうです。

意識が高まりすぎた結果、日本語で論文を書いても読める人が少なすぎるという事で、

日本語論文を執筆する学生をディスっていたそうです。さすがですね(笑)

 

UBS時代

前田さんは早稲田大学卒業後は外資系証券会社のUBS証券に入社し、日本で勤務していました。

海外で働きたいという願望はここでも健在であり、

自分の業績が社内でトップ3に入ったら海外で働かせてくれ!と上司に持ち掛け、

実際にトップ3に入ったことでニューヨークでの勤務を勝ち取りました。

ニューヨークでの勤務は相当厳しく、英語がネイティブの人でもクビになるような環境だったようで、必至に努力したそうです。

海外勤務を通じて英語力もあがり、ビジネスモデルを想像する力も着けることができたという風に仰っていました。

 

起業について

早稲田の起業家養成講座に登壇されるOBの方々でしっかり大手企業でキャリア形成を作ったという方はそれほど多くなく、

前田さんはがっつり外資証券に入って修行を行っていたという点で他の登壇者とはすこし雰囲気が違いました。

というのも、ほかの多くのOBの方々が「学生時代に起業するべき!」という風に仰っていましたが、

前田さんの場合は「やりたいことをやるべき。」という風に仰っていました。

前田さんの場合、UBS時代に学んだことが大きく、

特にビジネスモデルについて勉強したことが今に繋がっているそうです。

具体的にはUBSの3年間でビジネスモデルを勉強した結果、

こんなビジネスをしたらこれくらい儲かるはずだという予測がある程度できるようになったそうです!

そしてビジネスモデルについて理解を深めた結果として、動画×直接課金に未来があると予測し、そこに挑戦していったそうです。

学生時代にこんな事業をしたいという人がいれば起業すればいいし、

なければ社会人になって勉強してから起業しても遅くないというのが前田さんの意見のようです。

 

講演での質疑応答

講演の最後にあった前田さんに対する学生からの質疑応答をQ&Aでまとめてみました!

 

Q. 事業をどうやればスケールさせることができるのか?

A. どうやって既存の事業に対して違う存在になれるかが大事で方向性としては以下の2つある。

  • プロダクト・サービスレベルでの差別化を行い、インターネット外部性のあるものを作る
  •  自分の理念を推していき、人軸での差別化を行う。(前田さんは家入一馬さんの世界観が大好きだそうです。笑)

 

Q. 辛い状況になったときどうやって事業を続けているのか?

A. これも以下の2つの方法がある。

  1. 辛い状況をハードモードとして考えて面白がる
  2. 辛くても寄り掛かれる何かを持っておく

前田さんは以前は2の方法、現在は1の方法で事業を続けているそうです。

2の方法について、前田さんは幼少期から負けたくない相手がいるようで、

いま事業をやめたらあいつに負けちゃう!それでいいのか!という気持ちをモチベーションにしていた時期があったそうです。 

講演を聞いた感想

 前田さんは今回サプライズゲストとして登壇してくださったため、かなり驚きました(笑)

僕にとってはNewsPicksかウェブ媒体でしか見ないような方で、近いうちに講演があったら行こうかなぁと思っていたので、まさかこんなにすぐに希望が叶うとは考えていませんでしたね(笑)

前田さんは聖人のようだ。というような意見をネットで何度か見た覚えがありますが、

前田さんは一躍スターになった方なのでネットの意見を僕はそこまで信じていませんでした。(笑)

しかし今回の講演での物腰の低さや、学生を後輩として見てしっかりアドバイスを返してくれる姿勢から聖人やなと感じました(あっさり笑)

僕はまだ起業に踏み切ることができずにいますが、前田さんのように自分の夢の実現をしっかり頭に置きながら仕事をして、しかるべき時に自分の事業を立ち上げられたらなと感じます!がんばらなくちゃなー!

次週の講演も楽しみです!