しぎょけんぶろぐ。

早稲田大学4年のしぎょけんによる徒然なるブログ。少しでも誰かの役に立てたら。

しぎょけんって誰?ブログ開設の経緯と目的

 自己紹介とバックグラウンド

どうも、しぎょけんです。-いやお前誰やねん!

 

早速ですが、お前誰やねん知らんがな!という声にお応えする形で自己紹介から!

早稲田大学政治経済学部4年のしぎょけんと申します!

 

かいつまんで僕の学生時代の学業をざくっと振り返ると、

川崎市内の公立中学→早稲田大学高等学院早稲田大学政治経済学部

 

という感じで進学してきてます。

 

大学においてはフィリピンに1ヶ月語学留学したのちに、ドイツに1年間留学して10カ国くらいを旅していました。

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写真はドイツのジルヴェスター(日本でいう大晦日かな?)のときに撮りました!

右から3番の野郎が俺です。

 

ドイツ帰国後は実証分析のゼミに所属し、様々な政治現象の原因を統計を用いて推論していました。

学業に関しては以上のような感じです!

 

学業以外の面では、テニスが大好きでテニス歴は既に15年以上です。(歳をとるのは早いなぁ。。)

 

また最強で最古の早稲田のテニスサークル(ちょっと言いすぎ?笑)である早大テニスクラブ(WTCに所属し、

 

一時期大会チームキャプテンを務めさせていただきました。(たまに公園で泣くくらいタフでした。。)

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(写真は僕が2年生の時のもの。たくさんの会員がいて素敵な居場所です。)

 

学外においては、ミスドでドーナツを売ったり、カフェ店員をやったり、塾講師をやったりと色んなお仕事を経験してきてます!

今はアシスタントでテニスコーチをやりながら、早稲田大学横のキャリア支援カフェで働いてます。

 

とまぁ僕についてはこんな感じですかね。

 

少しでも皆さんに知っていただけたら本望です。

 

ブログ開設の経緯と目的

さてさてまずブログ開設の経緯に関してですが、

 

端的に言うと、誰かの役に立つ方法を探した結果、ブログを使うという方法が見つかったから始めましたというだけです。

 

なんで誰かの役に立ちたいねん!えらそーに!youtubeでも見とけや偽善者!と心の中で思った方、もしいたらもう少し読み進めてください。

 

僕の中で誰かの役に立ちたいという思いはかなり明確です。(自分の中でかなり納得してますです、はい。)

 

なぜなら、21年間生きてきて、自分の得た効用が大きい経験(幸せな経験)をまとめた結果、

全ての経験に「誰かの役に立ちたい」という思いが存在していたからです。

 

、、、

 

、、、

 

いや嘘じゃないよ?笑

 

僕が大きな効用を感じた時(幸せと感じた時)の例を挙げると、

 

・小学生時: 同級生に勉強を教えてあげてた時

・中学生時: 軟式テニス部キャプテンとしてみんなが楽しめる部活作りに励んでた時

・高校時: 硬式テニス部キャプテンとして、以下同文の時

・大学生時: 塾講師の仕事を通じて生徒たちの分からないところを熱心に教えてた時

 

その他にも自分がモチベーション高く取り組むことができてかつ、

得られる効用が大きな行いは、誰かの役に立ちたい」という根源的な欲求を満たせる行いでした。

 

21年間という長い時間を振り返った導いた結論なので、

「誰かの役に立ちたい」という自分の行動原理は今後も変わらないと思います。

 

つまるところ、僕が誰かの役に立ちたいのは偽善とかそういうものではなく、自己満足感を得るためです。

 

自己中心的利他の精神と一言で言えるかもですね。(1語にまとまったかな?笑)

 

最大の自己満足の手段として見つかったのがたまたまブログだったというだけの話でした。

 

ここまで書いてきたように、このブログの目的は、僕が誰かの役に立つことで自己満足するという極めてシンプルなものですが、

 

誰かの役に立たなきゃ意味がないし満足できないので、僕が学生時代にもっとすべきだったことや、してよかったこと等を、

 

これからの未来を生きる後輩学生に向けて書こうかなぁと考えています。

(まぁ全然方針は変わるかもですが笑)

 

冗長になりましたが、皆さんの生命を削ってまでここまで読んでくれてありがとうございました!!

 

皆さんの素敵な一日を願ってます!

 

 

 

 

 

 

【書評】「異邦人」を読んで学んだこと!

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異邦人 ーアルバートカミュ

「異邦人」のあらすじ

アルジェリアのアルジェに暮らす主人公ムルソーの元に、母の死を知らせる電報が、養老院から届く。母の葬式のために養老院を訪れたムルソーは、涙を流すどころか、特に感情を示さなかった。葬式の翌日、たまたま出会った旧知の女性と情事にふけるなど、普段と変わらない生活を送るが、ある日、友人レエモンのトラブルに巻き込まれ、アラブ人を射殺してしまう。ムルソーは逮捕され、裁判にかけられることになった。裁判では、母親が死んでからの普段と変わらない行動を問題視され、人間味のかけらもない冷酷な人間であると糾弾される。裁判の最後では、殺人の動機を「太陽が眩しかったから」と述べた。死刑を宣告されたムルソーは、懺悔を促す司祭を監獄から追い出し、死刑の際に人々から罵声を浴びせられることを人生最後の希望にする

異邦人」の要点

 

1.人間は自分の存在の意味を問い続けながら生きていかなくてはならない(実存主義

2.思考停止して他者の作った意味にしがみついてはいけない

 「異邦人」の書評

 著者のアルバートカミュ第二次世界大戦時に活躍した作家で、この世界は「不条理」(実存主義の用語で、人生に意義を見出す望みがないことをいい、絶望的な状況、限界状況)に満ちているという実存主義的な思想を持っています。「異邦人」の主人公にあたるムルソーは正にカミュの分身ともいえる人物で、「不条理」というカミュの考え方を大きく反映しています。

 本書において新たに学びになったのは上に箇条書きした2つの事項です。1についてですが、カミュの掲げる「不条理」という概念はかなりネガティブに聞こえます。しかし実際はその逆であり、人間存在の意味はそもそも無いため自分自身で意味を問い続けていかなければならないという考え方です。私はカミュの思想の「人間存在の意味は無い」という部分には賛同しかねますが、「自分の存在の意味を問い続ける」という部分には共感しており、私が内省によって得た自分の考え方と哲学者カミュとの思想の間に共通する部分があることが分かったことは大きな収穫でした。今後は実存主義の哲学家の思想を読書などを通じて吸収し、自分の考え方を昇華させていきたいと考えます。

 2については、一般的な人間の感情を持たずに自分の欲望に従って生きる人物であるムルソーは、殺人の罪を審議する裁判において、他者から見た自身の人間味の無さによって死刑を求刑されてしまいます。このシーンを通じたカミュのメッセージは「思考停止して他者の作った意味にしがみついてはいけない」ということだと感じます。この考えについても先に述べた実存主義の観点から私は共感できました。 

 小説という形態によるところにより表現の過激さは否めませんが、カミュ実存主義的思考について部分的に共感し、もっと深く知識を深めていきたいと感じたので、既に購入しているカミュの「ペスト」という作品についても以後書評を残していきたいと思います。